一目瞭然!上司も納得するWebサイトリニューアルの目的(2/2)
「Webサイトリニューアルの目的」その2~攻めのIT投資と連動~
【問題提起】
現在の自社のWebサイトは以下のさまざまな問題を抱えている
- システムが老朽化しCMSもリプレイスの時期を迎えている
- スマートフォンでの表示に最適化できていない
- デジタルマーケティングに活用できていない
【問題の原因】
Webサイトの位置づけが関連すべき業務と切り離されて設計されてきたため、タテ割り構造の状態になっており、IT投資との連動がとられていない。
【リニューアルの目的】
TCO(Total Cost Ownership:総保有コスト)の観点から、「攻めのIT投資」と連動したWebサイトを構築しビジネスモデルの変革を推進するコミュケーションプラットフォームとして活用すること
※ポイントは、Webサイトを単体で捉えるべきではないことを図解などイメージで伝えることです。
問題の具体性が重要
このような形で論理を展開していくには、最初のとっかかりとしての「問題」がちゃんと共感できるか?あるいは、具体的にイメージできるか?がポイントになります。
客観的な視点による評価から問題点を洗い出すには、Webサイトの基礎調査を活用するなど、問題点を具体的に提示する必要があります。
そして2つの例に共通しているのは、必ず問題の原因にアプローチして「Webサイトリニューアルの目的」をロジカルに導き出しているところにあります。
問題の具体性とこのロジックこそ、Webサイトリニューアルの目的として正しく認識され、組織の判断を引き出すカギとなるのです。