すぐにできるSEO対策&集客施策!企業サイトの「メタ情報」の最適化(1/3)
見落としがちだけど重要な「メタ情報」
Webサイトに訪れるユーザーがそのページにたどり着くより先に目にするもの、それが「ページの名前(title)」やそのページの「概要テキスト(description)」といった「メタ情報」です。
検索結果やSNSにシェアされたリンクなど、さまざまな形でユーザーの目に触れる形になって出力されます。
Webページのソースコードを表示すると、
「なんだかもじゃもじゃと書いてあるのは知っているけど、特に気にしていなかった」
という場合は朗報です。ちょっと手入れをするだけでSEO対策&集客施策につながる可能性があります。しかも、コストパフォーマンスに優れた施策です。
今回はもっとも重要な2つのメタ情報、「title」とmetaタグの「description」の見直し方について詳しく説明します。「ユーザーの視点」でこの2つのメタ情報を見直すことで、Webサイトに来てほしいユーザーにきちんと「伝わるWebページ」に生まれ変わる可能性があります。(「keywords」は2020年現在、特に効果的とは言えないので割愛します)
そもそも「メタ情報」って?
ややこしいことを理解するには急がば回れです。そもそも「メタ情報」の「メタ」の部分の意味を押さえておきましょう。
言葉としての「メタ」は、「高次の」とか「下位を含んだ」といった意味の接頭語です。転じて、より上位の概念を表すものを「メタ」と呼んだりします。
例えば、
広島カープ
にとって、
プロ野球
は「メタ」な存在であり、さらに
スポーツ
もそのまた上位の「メタ」な存在です。
この場合、「広島カープ」をエンティティ(情報の実体)と呼び、「プロ野球」や「スポーツ」は「広島カープ」にとってメタな存在である、と言います。この他にもメタには「赤」「セ・リーグ」「マツダスタジアム」「交流戦に弱い」など、さまざまな附帯情報や属性情報が位置付けられます。
Webサイトのコンテンツを整理する時の「カテゴリ」とか「ジャンル」、あるいはブログサイトで言えば、「キーワードタグ」をイメージすると理解しやすいかもしれません。
企業サイトの場合、たとえば製品情報を扱う場合の「メタ情報」と「エンティティ情報」については、こちらの記事でも詳しく解説していますのでご参照ください。