2019年10月28日カテゴリ:Webサイト運用

意外と難しいサイト運用の「適切な予算」を徹底解説(3/3)

メンテナンスによって削減できる「見えないコスト」

紙のパンフレットやチラシは、一度印刷してしまえば、保管費や増刷・改訂の場合の費用しかかかりませんが、Webサイトは紙媒体よりも業務システムに性格が近いため、メンテナンスを丁寧に行うことで、利便性・安全性を高めて長く使うことができるようになります。

メンテナンスを怠っていたために、本来5年使えるはずのWebサイトが3年目でリニューアルを迫られ、リニューアルを進める間に放置される期間とリニューアルにかかる費用、新しいメンバーがWebについて学習するコストなど、さまざまな「安くはないコスト」が発生します。

中でも、Webサイトの直接的な担当者には「なぜこうなったのか?」ということを、うまいこと説明して予算を確保する説明コストが発生します。

もしそれが「自分がメンテナンスを計画せず結果的にこうなった」のであれば、それを隠した状態で予算承認を取るのはなかなか難しいことでしょう。

運用はリニューアル検討の重要項目

前回「予算の話」としてリニューアルに必要な適切な予算の確保方法を解説しましたが、準備段階できちんと調査ができていれば、リニューアル後にどのような運用をするのかイメージできるようになります。

そして「こういう運用をするために」という観点で、機能・コンテンツ・システム環境の要件が洗い出せると、リニューアル自体もプロジェクトの不確実性を減らすアプローチとなります。

リニューアル検討のための調査同様に、実は運用の改善から着手していくのも(地味な印象ですが)Webサイトを改善していき、次のリニューアルの成功確率を高めるアプローチでもあります。

参考記事:

金額が大きくないからといって、決して軽く扱うことはできない「運用」にぜひフォーカスを当ててみてください。

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