ゆとり世代?それともさとり世代??〜2019年新卒生ペルソナ作りのヒント(1/4)
採用コミュニケーションにも役立つ「ペルソナ」
来年度に向けた新卒採用もいよいよ佳境を迎えつつあります。
その一方で再来年=2019年度に向けた新卒採用活動も視野に入り始めるころです。
気が早い、と思われるかもしれませんが、大学3年生は夏休みに向けたインターンシップ先を検討や業界・企業研究も始める季節。
採用コンテンツの刷新やティザーサイト公開に向けた準備も進める必要があります。
ということで、今回のテーマはペルソナ。
マーケティングの世界ではおなじみのペルソナですが、採用活動でも大いにその力を発揮するはずです。
誕生から現在までの出来事や流行、社会情勢を振り返りながら2019年新卒生のペルソナ作りのヒントを探っていきます。
誕生(1996年4月〜1997年3月)
さて、彼ら/彼女らが生まれた1996年〜翌97年は「ポケモン」や「たまごっち」、あるいはプリクラといったブームがありましたが、インターネットが急速に広まったのも実はこの年から。
日本発のポータルサイトとして「Yahoo」が開設され、日本のWebサイトが推定8.76倍で増加しています。
前年に販売された「Windows95」の大フィーバーで、一部の専門家やマニアだけでなく一般の家庭にも急速にPCが広まったのもこの頃です。
そして政府が待機児童数を公表し始めたのが1995年、共働き世帯の増加や少子高齢化がいよいよ避けられない社内問題として表面化した時期でもあります。
同い年の著名人としては男子体操の「ひねり王子」こと白井健三選手やスキージャンプの高梨沙羅選手、乃木坂46の生田絵梨花さんやSKE48の松井珠理奈さんなどがいます。