WebサイトでKGIが重視されない、その理由とは?(1/3)
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なぜか存在感の薄いKGI
KGI(Key Goal Indicator:重要目標達成指標)と、KPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指標)。
どちらが重要な指標であるかは言うまでもありませんが、Googleの検索インデックス数ではKPIに関する記事やリソースの方が圧倒的に多いのが実情です。
- KGI:約 4,810,000 件
- KPI:約 34,100,000 件
KPIの方が指標とすべき項目も格段に多く内容も具体的なので、ある意味当然ではあるのですが、特にWebの世界ではKPIの話題ばかりが取り上げられKGIが軽視されているように思われます。
どうしてKGIが重視されないのか?Webが持つ特性もその傾向の一端を担っているようです。
「KPIを計測するツール」としてのWeb
KPIを計測するためのツールとして、実はWebほど適しているものはありません。
かつては集計に時間がかかっていたお問い合わせや資料請求件数も、Webを使えばほぼリアルタイムで集計可能です。
アクセスログ解析をはじめとしたツールやWebソリューションは「KPIを計測する装置」として発展してきた側面もあります。
KPIが手軽に計測できることはベンダー側にしてみれば訴求ポイントですので、結果として(特にマーケティング界隈では)宣伝文句として「KPI」が氾濫する状況となっています。