Web施策の検討にも役立つ戦略フレームワーク〜アンゾフに学ぶWeb活用のヒント(3/3)
実施にあたって
ここまでは、担当者ご自身が実施する前提で書いてきましたが、実施したい施策の内容によっては、予算の制約がでてくるかも知れません。そんな場合に留意すべきポイントを幾つか整理しておきたいと思います。
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ポイント1:「小さく始める」
いきなり「マーケティングをフル活用するためにコーポレートサイトを抜本的にリニューアル」とか言い出すと、予算獲得に理解が得られず施策自体が頓挫する恐れがあります。
とにかく、自社に見合った施策の中でできるだけ小さく始められるものから着手しましょう。
例えば、問い合わせフォームへ誘導するわかりやすいボタンを設置してみる、といったことならすぐに着手可能かも知れませんのでおすすめです。
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ポイント2:「他部署と連携する」
自部署だけでは予算規模が賄いきれない場合、他部署と連携し希望する予算を獲得するといったケースが考えられます。その場合、母集団形成によって受ける恩恵が大きい部署や、リードの獲得向上により受ける恩恵の大きい部署などと連携することが見込まれます。
また、他部署との連携にあたっては、自部署の上司にも協力を仰ぐことが考えられます。
こうした連携・協力に際しては、自部署の上司が連携部署の上司に説明してもらうことが必要となりますので、施策の重要性や意味について、納得してもらえるだけの説明を用意しておくことが重要です。
施策の実施が決まったら
予算も獲得し、実施する施策が決まったら、あとは信頼する制作会社に発注するだけです。もし、そうした会社にお心あたりのない方がいらっしゃいましたら、お気軽に弊社にお声がけください。
ところで、当社はスタッフを募集しています。くわしくはこちらの記事をご確認ください。