2018年01月29日Web知識一般

7年ぶりに改訂されたGoogleのSEOガイドラインについてざっくりと解説

7年ぶりに改訂されたGoogleのSEOガイドラインについてざっくりと解説

昨年末、Googleが定めている検索エンジン最適化(SEO)に関するガイドラインが実に7年ぶりに改訂されました。

検索エンジン最適化(SEO)スターター ガイド

GoogleがSEO?と思われるかもしれませんが、Googleとしては提供しているサービスの品質維持・向上のためにガイドラインを定めることはごく当たり前のことです。

Googleが考える「SEO」とは、いったいどのような内容なのでしょうか。

ガイドラインの概要

早速、目次から見ていきましょう。

  • はじめに
  • Google がコンテンツを見つけられるようにする
  • クロール対象外のページを Google に指示する
  • Google(とユーザー)がコンテンツを理解できるようにする
  • Google 検索結果での表示を管理する
  • サイトの階層を整理する
  • コンテンツを最適化する
  • 画像を最適化する
  • サイトをモバイル フレンドリーにする
  • ウェブサイトを宣伝する
  • 検索のパフォーマンスとユーザーの行動を分析する
  • 付録: このガイドで参照したリンクの URL

Googleにコンテンツを登録する方法(公開すればほぼ自動的に登録されます)から分析まで網羅的に記載されています。

詳細はガイドラインをお読みいただくとして、ポイントとなりそうな内容について解説します。

「Googleがコンテンツを理解できるようにする」理由

まず最初は「Google(とユーザー)がコンテンツを理解できるようにする」です。

この章ではGoogleがコンテンツやWebサイトを正しく理解するための具体的な方法(タイトルタグやディスクリプション、見出しタグの使い方)などSEOでは比較的よく取り上げられる内容も記載されています。

ところで、どうしてGoogleがコンテンツを内容を理解できるようにしなければならないのでしょうか。

ガイドラインの冒頭、以下のような記述があります。

サイトの最適化はユーザーのニーズに応えるために行ってください。検索エンジンはユーザーの 1 つであり、他のユーザーがコンテンツを見つけるのに役立っています。検索エンジン最適化は、検索エンジンがコンテンツを理解して提示するのを助けるためのものです。

検索エンジンは私たちユーザーの代わりに、膨大なコンテンツの中から私たちのニーズに合ったコンテンツを探してくれるツールです。

そのツールが私たちユーザーと同じようにコンテンツを理解することは、サービス品質の根幹に関わることです。

「構造化データ」は本改訂のトピックス

この章でタイトルタグやディスクリプションなどと共に解説されている「構造化データ」は今回の改訂で加えられた項目です。

構造化データも「Googleがコンテンツを理解できるようにする」ための情報です。

ガイドラインでは以下のように定義しています。

検索エンジンがページの内容をより適切に認識できるように、検索エンジンに対してコンテンツを説明するためにサイトのページに追加するコード

検索エンジンは、コンテンツを人間と同じように理解できる訳ではありません。

例えば「IMAGICAイメージワークス」が会社名なのか、それとも商品か何かの名前なのかを判断することは、実は検索エンジンにはとても困難なことです。
(人間でも「株式会社」などの記載がないと難しいかもしれません。)

こうした情報をフォーマット化して検索エンジンに提供するのが構造化データの役割です。

実装の方法は別のリソースをご参照いただくとして、企業情報や製品についてのデータを記載する形式も用意されているので、今後はBtoB企業でも活用が広まると思われます。

ちなみに構造化データを参照した検索結果のことを「リッチリザルト」と呼んでいます。

「リッチリザルト」イメージ

こちらが弊社内のPCで「ラーメン」と検索した結果画面(リッチリザルト)です。

「ああ、これのことか!」と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

「モバイルフレンドリー」対応は必須

もう一つ、今回の改訂で大きく変更されたのが「モバイルフレンドリー」です。

スマートフォンを中心に、タブレット端末なども含めたモバイル端末の最適化について詳しく解説しています(旧ガイドラインではフィーチャーフォンへの対策が中心でした)。

スマートフォンではモバイルフレンドリーに対応しているかどうかで検索順位に大きく関わってきますので、対策は必須です。

また、PCと異なるURLでスマートフォンサイトを作成している場合では同じサイト(コンテンツ)として認識されない可能性もあり、正しくGoogleにインデックスする方法も解説されています。

ガイドラインではURLがデバイスを問わず単一となるレスポンシブデザインがモバイルフレンドリーなサイトとして推奨されています。

やっぱりコンテンツが大切

最後になりますが、Googleが最も重視しているのは「そのコンテンツがユーザーにとって有益である」かどうかです。

やっとの思いで(?)探し当てたコンテンツも、ユーザーにとって無益であれば検索エンジンを使う価値もなくなってしまいます。

ユーザーの主観やコンテキストによっても何が有益かも異なりますので「これ」といった正解はありません(ゆえに、時に某医療系メディアのような問題が発生します)が、コンテンツの質がサイト全体の評価にもっとも影響するとGoogle社も明言しています。

ガイドラインでは「コンテンツを最適化する」章に詳しい記載があります。

「Search Console」ヘルプの一部としてのガイドライン

今回の改訂よりWebマスター向けのツールである「Search Console」のヘルプコンテンツの一部として提供されるようになりました。

Search Console ヘルプセンター

Search Console(つい最近、バージョンアップされました!)の使い方だけでなく、Webマスターに向けた様々な情報が記載されていますので、少々読み応えはありますがこれを機会に一読してみてはいかがでしょうか。

Search Consoleについてはこちらの記事もご参照ください。

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