2019年07月29日カテゴリ:Webデザイン

「ムスロ丼」とカスタマージャーニーマップ(2/3)

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検索結果を埋め尽くす「コレジャナイ」感

「中華 どんぶり」で検索すると、当然ながら検索結果は期待していた『中華料理の丼』ではなく、「中華丼」についてのレシピやレトルト商品の情報で埋め尽くされてしまいます。中華丼の羅列が途絶えるまで5ページかかりました。

店員さんに話しかけるみたいに「中華丼ではなく」と検索しても、基本的には「中華丼」に関する情報しか出てきません。「中華丼も天津飯も中国では食べられていない」という余分な豆知識を得てしまいます。
「野菜が入ってない」とか「ホイコーロでは無い」と入れても、なかなかたどり着けません。

いろいろな中華料理

材料のワードで攻めてみる

先ほどの例の店員さんは、探しているメニューの「材料」から、絞り込みを行いました。
同様に、

「中華 きくらげ どんぶり」

で検索してみると、先頭に「きくらげを楽しむ中華丼」がでてくるものの、ようやく6番目に「むーしゅーろう」というキーワードを含む検索結果が出てきました。その記事には写真があるため、見過ごさずに済んだのは幸いでした。ここを通り過ぎると、待っているのは「豚バラ卵ときくらげの中華丼」軍団で、もう「中華丼」でいいや、という気にすらなってしまいます。

この「材料」から攻めてみるという探し方は、「中華丼」関連情報の洪水の中に飛び込んでしまうと、その発想すら出てこない場合もあり、検索結果のページを30件ぐらい見ても「ムスロ丼」の「ム」の字も出てこないまま、50件を超えるあたりから、だんだん「うどん」とか「調理器具」などの情報も混ざってきて、意識が朦朧としてきます。本当はここで「中華 きくらげ 丼 中国語」と入れると、一発でむーしゅーろうなり木須肉なりがドドドッ、と現れたのですが。

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