モデルケースで比べてみましょう
それでは「全体的にリニューアル」にこだわったケースと、「段階分けをして小分けにした」例の比較です。
全体的にリニューアル
期間:15ヶ月(要件定義〜設計〜サイト構築〜テスト・公開)
費用:6,000万円
実施内容:新しいインフラ(サーバー・システム)にCMSを導入し、サイト全体を大半の要望を取り込んでフルリニューアル
期待される効果
- コーポレートイメージの刷新
- 社内の評判UP
- CMSでいつでも情報発信を活性化
- 営業部門も関心をもつサイトに
想定されるデメリット
- 15ヶ月の間、問題を抱えている現状のWebサイトを維持せざるを得ない。
- 公開後に具体的な成果が今ひとつだった場合、さらなる追加投資が必要になる。
- このリニューアルが失敗だった場合も償却負担に耐えながらもう一度取り組むか、数年の間このままを維持するか、さらに検討が必要になる。
- 失敗が発覚するまでの期間が短いため進路の修正が容易
- 改修前の網羅的な問題点抽出
- 緊急性の高い問題に短期間で対処可能
- サイト内の回遊性を向上
- 有効なリード増加
- 採用サイトはコンテンツを追加して動機形成効果を期待
- 「ビッグプロジェクト感」の減衰
- 全体的なリニューアルを期待する社内の温度感とのギャップ調整の手間
- プロジェクトが分かれた場合の費用負担の交通整理が煩雑
段階分け・小分けした場合
期間:計画段階 2ヶ月、制作 6ヶ月で第一段階の公開、その後段階的にコンテンツ拡充
費用:計画段階 200万円、制作 700万円
実施内容:TOPページとサイト全体のナビゲーションを改修し、メインビジュアルでイメージ刷新、コンタクトフォームを整備し、採用コンテンツと導入事例コンテンツを追加
期待される効果
想定されるデメリット
不確実性を減らすことが大事
こうして比べてみると費用効率や不確実性の少なさについては、段階分け・小分けにしたほうに軍配が上がります。
大きな事柄に取り組むには、まずわかるところ把握できるところから、着実にすすめていくことが結果的には一番早くて効率的だったりします。
面倒かもしれませんが、まずは「初期段階の予算を確保する」ことをお勧めします。