2019年11月28日カテゴリ:Webサイト運用

OODAループでWeb担当者の業務改善のすすめ(キャンプ篇)(3/5)

そんなんでは流されて当然

3時間と予想されていた移動時間を大幅に超えて、現地着は11時前。

「大丈夫!計画に対するビハインドは、たったの2hに過ぎない。巻き巻きでリカバリーしよう!」

という編集長の掛け声の元、各自作業に取り掛かります。

「どうしてだ?」

「いや、ちゃんと堰を作ったんですけどね」

「堰を作った後に、ビールを入れただろ?」

「はい。そうです」

「そうすると、流れも変わるし水かさが変わるから、石が動くんだよ」

ゴールキーパーの詰問の調子が2割増しなのは、そこで流されたのが川で冷やそうとした缶ビールだったからなのか知る由も無い。とにかく用意した缶ビール9本のうち3本は川の流れに身を任せ、下流のパーティーのだれかに拾われるといいな、という状況に陥っていた。

状況としては、

  • ビールを飲む可能性がある人は3人
  • 一人当たり3本だったのが、2本に縮減
  • お茶とコーラは無事だった

という状況から判断して、計画に与える影響は軽微なので「川で冷やす」は継続し、必要な対策を施すことにしました。

みんな冷静に聞け「水がない」

「みなさん、まあ、そういうことなんですよ」と編集長。

「しかし、なんで『水源の森』なのに、水道ないわけ?」オフェンス。

「罠ですね」と、分析官。

「水源の森であって水道の森じゃないから」と、ゴールキーパー。

「プランBは?」と、編集長。

まそんなもの、用意してるわけないので、

ここでも当然、OODAループの出番。

状況は、

(食材)

  • じゃがいも、にんじん、たまねぎ、鶏肉
  • チータラ、ミックスナッツ、ポテチ、コアラのマーチ
  • カレー粉、醤油、マヨネーズ、塩、唐辛子

そもそも、これでどうしようとしていたのか?(米がないし、マシュマロもない)はさておき、

(道具)

  • バーベキューコンロとチャッカマン的ライター
  • 鉄鍋とナイフ
  • バーベキュー用の木炭、着火剤
  • アルミホイル
  • 竹串
  • 少年ジャンプ

という状況。

ここから、情勢に適応する判断のオプションの選択肢として、

  • 対策1:水を買いに戻る
  • 対策2:近隣のパーティーに水を分けてもらう(ずうずうしい)
  • 対策3:川の水を使う(いや〜、どうかな)
  • 対策4:別の料理に変更
  • といった展開が考えられますが、対策1にはロスとリスクが想定されるため、全会一致で対策4に決定。

    結果的に、

    • ジャガイモは皮をむいてホイルで包んで、焚き火の中に。焼けたらマヨネーズをつけて食べると言うジャンクな味わいに。
    • ニンジンは、皮をむいて細く切ってオサレな野菜スティック。(マヨネーズ添え)
    • 玉ねぎと鶏肉は鍋で炒めて醤油カレー風味(なに味だ?)
    • 分析官は少年ジャンプを読みながら竹串でチータラをつついてビールを飲む

    という行動(Act)になりました。

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