社名が変わる?!その時会社のWebサイトはどうすればいい?転ばぬ先の8つのポイント(2/5)
ドメインの問題はインターネットの世界では一番重要
サイトのデザインやロゴの形よりも、インターネットの世界ではURLを構成するドメインの文字列が一番重要です。
特に会社組織の場合、その文字列が表す会社が信用置けるかどうか?ということがコミュニケーションが成立する要件の一丁目一番地にあります。
ドメインと信頼性については、こちらの記事もご参照ください。
「公式Webサイト」であることを証明する方法について
特に今回のケースのように、もともとの事業はそれなりに歴史があるのに、持ち株会社は全く新しい新参者の企業である場合、インターネット上の認知や検索エンジンの評価という点でほぼゼロリセットになってしまいます。
A社とB社とC社でABCというのは人間には理解できますが、検索エンジンはにそこまでの類推力を期待はできません。
まず、新しい社名に即した文字列でドメインを取得し、そのドメインと既存のA社、B社、C社との関係を明らかにできるようにコンテンツを構成していく必要があります。
とても大事(かつ見落とされがち)なメールアドレス問題
ドメインの変更や問い合わせ経路の整理の際に、忘れてはいけないのがメールアドレスのドメイン問題があります。
人が紐づいているメールアドレスだけでも厄介ですが、システムからの自動応答のメールアドレスのドメインをどうするか?は、慎重に考えなくてはなりません。
自動返信のメールアドレスと、それを受けて担当者から個別にアプローチするメールアドレスのドメインが異なっているとユーザーに不信感を与えることになります。
CRMなどのASPサービスを使っている場合、設定を忘れてしまう場合があるので気を付けましょう。
スパムメール扱いになってしまいユーザーに届かなくなってしまうこともあるので、設定の確認&テストも忘れずに。