2018年06月27日カテゴリ:Webサイト運用

社名が変わる?!その時会社のWebサイトはどうすればいい?転ばぬ先の8つのポイント(4/5)

社名が変わる⁈その時会社のWebサイトはどうすればいい?転ばぬ先の8つのポイント

採用コンテンツ

もうひとつ、会社再編後の実体に合わせた適正な取り扱いのために注意が必要なのが「採用コンテンツ」です。

持ち株会社で一括採用して、事業会社に配属するというパターンであれば採用コンテンツはABCホールディングス社のサイトに存在するべきです。

一方各事業会社で直接採用する場合は、各事業会社のサイト内に採用コンテンツがあり、そこへのリンクを持ち株会社側に設けるべきです。

大切なのは応募者が「どの会社に」就職するのか混乱しないようにすることです。

応募者が就職先を迷わない工夫が必要

ニュースなどのコンテンツ

ニュースコンテンツは採用サイトと似た性格を持っていて、ユーザーにとって「どこが(どの組織が)主体のニュースか?」ということの理解を妨げないような整理が必要になります。

存続するA社のサイトではこれまで同様にニュースを追加していきます。そして、上場企業の場合はIR情報を持ち株会社のサイトへ移行します。

新サイト(B&C社)では、合併後のニュースを追加していきます。

B社・C社それぞれの合併前のニュースへのリンクを設置し、当面の間は、B社とC社のサイトを存続させておく(アクセス可能な状態で、会社の情報はB&C社へ転送される)のが合理的です。

なお、変更前のコンテンツについては、過去の事実として正しいので社名の表記も含め当時のままで残しておくべきでしょう。

そして、B&C社の社名とドメインが浸透したころ合いを見計らって、過去の記事をアーカイブし、B社・C社のサイトをクローズしていきます。

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