ニューノーマル対応&DXのチャンス?!事業や組織の再編に直面したWeb担当者が読む記事6選(2/2)
「捨てる」「閉じる」にも正しいやり方が
変更の結果、Webサイトを「閉じる」ことになったり、コンテンツを「捨てる」ことになったりします。
良く考えずに雑に扱うと思いもよらぬ災難に見舞われてしまうので、正しいやり方を予習しておきましょう。インターネットの世界には杜撰(ずさん)な処置を悪用しようと待ち構えている人たちがいるので要注意です。
Webサイトを閉じる時、Webサーバを落としてヨシじゃ雑過ぎます。
ユーザーに失礼のない丁寧なWebサイトの閉じ方を説明しています。
作ったものはいつか捨てなければいけない日がくるのはWebでも同じこと。たまにはWebサイト運営における「捨てる」について考えてみませんか?
会社のサイトに大事なアイデンティティとユーザーの視点
新しい会社の名前を決める時、同時に取得可能なドメインの文字列にも配慮が必要です。いまや本店の所在地よりもドメインの文字列は重要かもしれません。
そして「前の名前」を頼りにたどり着いてきたユーザーをきちんと「新しい名前」のWebサイトに連れてくるにはリダイレクト(転送)が有効です。ただし、対応すべきケースのバリエーションは豊かなので丁寧に計画する必要があります。
会社名とドメイン名:アイデンティティとプレゼンス〜名前の大切さ
詐欺サイトの思う壺にならないためにも、会社名とドメインの文字列決定には十分な注意をはらいましょう。
Webサイトの「リダイレクト設定」は目的や用途に合わせて適切な方法を選ぶ必要があります。事故やトラブルを起こす前にユーザー視点で考えましょう。
対応終了!ではなく、むしろスタート
企業のWebサイトは外部とのコミュニケーションの要として、またニューノーマルの環境に適応したコミュニケーションを成立させるためにも重要な役割を担うようになっています。
組織変更への対応には一旦の終わりがありますが、そこはゴールではなくむしろそこからがスタートです。
もしも、この組織変更への対応が大変で手間のかかる状態だった場合、それはDX(
デジタルトランスフォーメーション)の目指すもの、つまり変化へのスピーディーな対応を可能にすること、には遠いということを意味しています。
新しい体制ではぜひとも運用計画に沿ったPDCAサイクルを回しながら、いつでも大きな変化に対応できる状態を作り上げていきましょう。なぜなら組織変更は今回で最後とは限らないので。