何を載せるべき?「会社情報」に必要なもの全解説 2018年秋!(4/5)
EV SSL証明書
ここまでの情報により、そこに示されている会社は、実在することがほぼ確実となりました。しかしながら、今見ているWebサイトが「あなたの会社を騙った釣り(=偽り、フィッシング)サイト」かどうかを判断することは難しいでしょう。
そこでEV SSL証明書が登場します。
EV SSL証明書でその組織がこのサイトを管理していることが証明できれば、あなたの会社のWebサイトが「あなたの会社を騙った釣りサイト」ではないことを、世界標準の手段で証明することができます。
ちなみに、「ドメイン認証」や「企業認証・組織認証」といったSSL証明書では「企業や組織の実在」までは証明出来ません。逆に15分程度で取得可能な「ドメイン認証」は、それらしい文字列のドメインとコピーした「見た目」さえあればでっちあげられる、「実在する会社を騙った釣りサイト」に悪用されるケースも頻発しています。
信頼情報を発信する企業としては、「騙されるほうが悪い」というスタンスは取るべきではないので、ユーザーが明確に区別できる状態を確保することがとても大事です。
以上により、あなたの会社のWebサイトが、まさにあなたの会社により運営されていることが分かりました。
経営陣氏名
もうひとつ、重要な情報として経営陣の氏名があります。
例えば、契約書に記載されている代表者を確認するような実務上のニーズがあります。その際、掲載されている情報が古くなることも考えられますので、最新の情報かどうかを確認できるよう、更新日(掲載日)を載せておきましょう。