2015年08月28日Webサイトリニューアル

Webサイトのリニューアルプロジェクトが生み出す、思いがけないポジティブな副作用

Webサイトのリニューアルプロジェクトが生み出す、思いがけないポジティブな副作用

「太陽が照れば、ちりも輝く」 (ゲーテの言葉)

Webサイト、特にコーポレートサイトのリニューアルとなると、たいてい数ヶ月にわたるプロジェクトとなります。
その過程や終了後に思わぬところで考えもしなかった課題に直面したり、逆にポジティブな効果が出たりするケースがあります。

今回は少し視点を変えて、リニューアルプロジェクトが生み出す会社経営や企業風土に与える影響や効果といった、いわば副作用についてご紹介します。

自社の事業ドメインやコア・コンピタンスを再確認する

まず最初に、リニューアルに向けた目的を決定するプロセスにおいて、プロジェクトのメンバーは自社の事業ドメインやコア・コンピタンスといった経営戦略を再確認・再認識することができます。

経営層や経営企画といった部署・部門を除いて、リニューアルプロジェクトに関わるメンバーは必ずしも日常的に経営戦略に携わっているとは限りません。

そういったメンバーにとっても事業ドメインやコアコンピタンスについて深く考えるよい機会となりますし、経営層にとってもそのプロセスと対話を通じて有意義なフィードバックを得ることができるかもしれません。

社内の風通しが良くなる

コーポレートサイトの場合、必然的に複数の部署が絡むことになります。

組織を横断したプロジェクトチームや委員会を結成するケースもあれば、必要な時だけ担当者にヒアリングやアンケートを実施するなど、関わり方は様々ですが、いずれにせよ主管部門だけではプロジェクトを遂行することはできません。

そんな中で普段はあまり関わることのない担当者と意見交換をすることで新たな気づきや視点を得たり、交流が深まることで社内の風通しが良くなることが多々あります。
本来の話題はWebのことだったのに、いつの間にか話題が社内の問題とその解決策に変わっていって、話が盛り上がることもあります。

WebコミュニケーションやITリテラシーの底上げ

一般的にプロジェクトに関わるメンバーのWebコミュニケーションやITリテラシーにはバラツキがあります。

例えば情報システム部門の担当者であれば、サーバや業務システムの知識には明るいものの、デザインやコンテンツ、ユーザビリティには無頓着であったり、逆に広告やマーケティングに携わる方にとってはデザインやコンテンツにこだわりがあってもサーバに関してはエンジニアや外部業者に任せっきり、ということが少なくありません。

そういったメンバーが集まって一堂に会する機会ですので、Webに関する知識やITリテラシーの底上げが期待できます。

隠れた課題の抽出と整理

もちろん、明るい雰囲気の副作用ばかり生み出すわけではありません。

これまで埋もれていた、もしくは放置されていた課題が浮き彫りになったり、新たな課題が生まれることも珍しくはありません。

プロジェクトの過程で各部署・部門間で対立の根深さを目の当たりにするシーンもあるでしょう。
最悪のケースとして、プロジェクトそのものが立ちいかなくなる可能性も否定できません。

しかし、いままで見過ごされてきた根深い問題に焦点があたるのは、長期的にはポジティブに捉えることができます。

前回の記事でも述べた通り、失敗するプロジェクトは枚挙にいとまはありません。

しかし、失敗したケースも含め、洗い出された課題は少なからず解決する価値があるものばかり。
それが経営や戦略に直結するような課題であればなおのこと、経営層へ正しくフィードバックされるべきです。

まとめ

以上、リニューアルプロジェクトが生み出すさまざまな副作用について、これまでの経験からまとめてみました。

わたしたちもプロジェクトでお客さまの企業文化や風土に触れるたび、新たな気づきや発見があります。
そしてそのプロジェクトで得た経験を、知見の深さや視野の広さといった形で次のプロジェクトへと還元する必要があると常々考えています。

プロジェクトの進行過程ではさまざまな事象や問題が発生します。
事象や問題にぶつかることはストレスを伴うことです。

そうしたストレスを上手に処理して課題を整理することができれば、今後のプロジェクト運営のみならず、日々の業務改善にもきっと活かされるでしょう。

数年に1度しかない機会、副作用も期待しつつ実り多いプロジェクトにしたいものです。

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