2020年01月29日カテゴリ:Webサイト運用

アクセスを増やす施策〜コスパ優秀6選、避けるべき3悪手(3/3)

オススメできないよくある手法

「Webサイト アクセスアップ」といったキーワードで検索すると、多くは個人のブログのアクセスアップをターゲットとした手法の解説コンテンツがヒットします。中には真っ当な内容もなくはないですが、企業のサイトとしては相応しくないものが、堂々と企業向けに紹介されていることもあり、注意が必要です。

SNSアカウント開設

言うは易し行うは難しの日本代表選手と言ってもいいかもしれません。

アカウントを開設するのは簡単ですが、きちんと運用するのはとても大変です。特に社外に発信する(できる)ニュースやコンテンツが少ない場合が大変です。

投稿内容の確認・承認ワークフローの設計、キャラクターの設定、リプライ方針、エスカレーションルールの設計、運用ガイドラインの制定など、実際に運用するにあたってやるべきことは盛りだくさんで、費用対効果が望めません。

そこまで本腰を入れなくても、現場に権限を移譲するといえば耳あたりは良いかもしれませんがマネジメントの放棄といえなくもありません。

その上でさらに、フォロワーが増えない場合に対策を考えねばならず、サイトの集客のために始めたSNSアカウントがフォロワー増加施策に…問題がシフトしただけに終わってしまいます。

ソーシャルボタンの設置

ソーシャルボタンにはSNSにログインしているユーザーがそのブラウザでボタンの設置されたページを訪問したことをSNSに送信する機能があります。それを明確に承知の上でアクセスするユーザーは多くはないので、オススメできない施策です。

こちらの記事に詳しく解説しています。

そもそも仕事で探していた情報を見つけたところで「いいね」したことありますか?

時事ネタ・トレンドブログ

技術ブログならまだしも、世間で話題になっている時事ネタ・ゴシップ・トレンドネタを使って(時流に乗るといえば聞こえはいいけど)アクセスを集めるのはやめておいた方がよいでしょう。

アクセスアップの手法としてやりようによっては数字を残せる可能性はありますが、自社のビジネスに関係のないトラフィックを集めたところで、サーバーの負担を増やすだけです。

また、PV数を増やすと有益なコンテンツがあるサイトとして検索エンジンからの評価を得られる可能性も否定はしませんが、あくまで「そのテーマについて」という前提を忘れてはいけません。
うっかりすると、ブランド毀損につながる可能性もあるのでよく考えた方がよいでしょう。

以上、特別な予算を用意せずともアクセスアップに貢献できる工夫と、やめておいた方がよいよくある施策の解説でした。

検索トラフィックの分析などスポットのご相談も受け付けております。お気軽にご連絡ください。

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