何を載せるべき?「会社情報」に必要なもの全解説 2018年秋!(1/5)
たかが「会社情報」されど「会社情報」
会社のWebサイトにおいて、いちばん重要なのは「会社情報」です。
Webサイトを訪問する方の大部分は、その会社が実在する事実すら知りません。一部の有名な企業を除けば、社内の人たちが思っているほど自分たちの会社は知られていないです。なので、少なくとも「客観的な事実としての会社情報」を示す必要があります。
この記事では「これだけあれば会社情報は大丈夫」というポイントと、なぜその情報が必要なのかという理由とを合わせてまとめてみました。
よみがな、会社正式名称、正式ロゴ
一部の有名な企業を除けば、社内の人たちにとっては当たり前であっても、世間一般の人たちにとって、自社名の読み方が分からない事態を想定するべきです。
なので、よみがなは必須です。
呼称についても注意が必要です。
よく「〇〇(社名)グループ」という呼び方がありますが、どの範囲が親会社で子会社なのか?連結対象なのか持分法適用なのか?といったあたりを明確にしておく必要があります。
また、正式ロゴは、自分たちの会社に対する首尾一貫したイメージを形作るのに重要な手段です。迷うことなく、きっちり正しく表示するようにしましょう。
ロゴと一緒に版下やAIファイル(※)等もあると各種方面で便利ではありますが、一方で名刺を勝手に作られるリスクがあったりするので注意が必要です。
用意する場合は、少なくともBasic認証で保護するようにしておきましょう。Googleの探索能力を侮ってはいけません。
注釈
- 版下…印刷工程において刷版の直接の原稿となるもの。「はんした」と読む。
参考)https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%89%88%E4%B8%8B - AIファイル…編集可能なグラフィックデータの代表格。AIは、グラフィックスソフト「Adobe Illustrator」の標準ファイル形式名。「えー・あい」と読む。
参考)http://e-words.jp/w/AI%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB.html