2016年12月20日Webサイト運用

Webサイトのコストを「投資」という視点から捉えてみる

Webサイトのコストを「投資」という視点から捉えてみる

比較対象できるサービスや製品もなく、相見積もりやコンペでも提案内容からして各社バラバラ…

Webサイトにかかるコストほど適正に判断することが難しいものはないかもしれません。

そのコストを判断する材料として、今回は「投資」という視点から考えてみたいと思います。

「社員一名にかける投資」である採用コンテンツ

採用活動にかかるコストの目安としてよく使われるのが

“社員一人採用するためにかかるコスト”

です。

採用コンテンツも同じような考え方で、社員一人を採用するためのコストという視点で捉えることができます。

仮に下記のような条件で一人当たりの金額を算出してみると…

  • 新卒採用サイト構築の見積もり:200万円
  • 採用予定人数:5名

で、一人当たりの金額は40万円となります。
2年目以降は運用だけで賄えると仮定するともう少し安く見積もってもよいかもしれません。

職種や求める人材によっても異なりますが、求人情報サイトや雑誌媒体などへの出稿と比較してもそれほど高額ではないと思いますがいかがでしょうか?

「投資コスト」とも言われる採用コスト。
お金をかければ必ずしもよい人材が確保できるわけでもありませんが、投資するに値するか判断する目安の一つとして使えるのではないでしょうか。

セキュリティ対策は予防措置として

サーバなどのインフラやセキュリティ対策については、インシデントが起きてしまった際の被害コストから捉えてみるとよいでしょう。

  • 攻撃を受けてサーバがダウン、閲覧不能に
  • フィッシング・改ざんなどの被害
  • 個人情報など機密情報の流出

こうした事象が発生しないよう、あらかじめセキュリティやインフラに投資しておくという考えです。

実際にインシデントが起きてしまったケースでは、サーバやWebサイトなどの復旧にかかる実コスト以上に企業ブランドや信頼性といった目には見えない価値の損失が長い目で見ると痛手となります。

被害額の算出は難しいところですが、被害を受けた企業の平均総額は2億円を超える報告もあります。
https://www.trendmicro.com/ja_jp/about/press-release/2016/pr-20160912-01.html

近年ではサイバー攻撃や情報セキュリティ関連の保険商品も出始めていますが、少し過剰と思えるくらいがセキュリティ投資としてはちょうどいいのかもしれません。

コーポレートサイトのリニューアルプロジェクトはつぶさに精査を

目的や機能が単一ではなくステークホルダーも多岐にわたるコーポレートサイトのリニューアル。
適正な費用やコストの見立てが最も難しいプロジェクトの一つです。

ここで「その手があったか!」という方法をご紹介できればよかったのですが、残念ながらそのような裏技もありません。

ただし、ステークホルダーや解決すべき問題をつぶさに精査していくことで、本当に投資すべき施策や部門、あるいはベネフィットを享受すべきステークホルダーの優先順位などを整理することができます。

  • リード獲得施策へのコスト投下の結果、どれほどのホットリード獲得が見込めるか?
  • 〇〇部門の業務改善施策に割けるコストはどれくらい?
  • インナーブランディングの結果、得られるベネフィットは?
  • 社員のモチベーション向上のために、どの程度予算をかけようか?

こうした整理ができていることで、例えば社内で予算確保する際にもRFI(情報提供依頼)などで得た費用感の妥当性を判断する材料の一つとなります。
RFP(提案依頼書)やオリエン資料を作成する際にも、重点施策や最重要課題の指針ともなるでしょう。

総額では巨額に見えるコストも個別に精査すると妥当と思えるかもしれませんし、予算のキャップが決まっているのであればより見込みの高い施策や課題に絞って投資する、といったやり方もあります。

いずれにしても、同じコストであれば投資価値の高いものへ投じたいものですね。

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