2020年10月26日カテゴリ:Webマーケティング

予算は添えるだけ:無茶な上司にそっと教える広告出稿マニュアル(2/4)

「広告を打ちたいです…」

広告の世界は広大です。隣の家のポストに入れる手書きのカードから、全国各地津々浦々の街頭ビジョンをジャックするようなキャンペーンまで、ありとあらゆるやり方が存在します。本来はどういう広告を打つかという点も重要ではあるのですが、ここではやり方を絞って「Google 広告」に出稿する前提とします。

理由は幾つかありますが、安価に始めることができ、何より有名、Webサイトとの親和性も高く、しかも一般的な広告に必要なプロセスが一通り求められるので出発点として手頃だからです。どうせGoogle アナリティクス使ってるでしょう?

「あきらめたらそこで試合終了ですよ…?」

最初に一番大事なことをお伝えします。

広告はリーグ戦です。一発敗退のトーナメント戦ではありません。そもそも出稿回数1回で、目に見えた効果が発生することを期待してはいけません。ましてやテキスト広告で一発逆転満塁ホームランなど奇跡の部類です。

なので、まず最初に広告は何回も打つものということを前提を理解してもらいましょう。一発勝負では改善のしようがありませんし、それ以前に比較ができないので、有効な測定すらできません。10万円で1回の広告を打つより、1万円で10回、1,000円で100回打つほうが何かを得られる可能性が高いでしょう。

「ゆっくりでもいい!!自分の力でやり遂げろ!!」

他人はあなたのサイトのことを知りません。まあ、だからアクセスアップが必要なわけですが、だからこそ、どういう広告が最適なのかはこの世の誰も知らないのです。どんなにお金を積もうが、そのお金を最適に使えるプロフェッショナルは実在しないのです。

なので、どうするのがベストなのか、どこにどういう形で広告を打つのが効果的か、自分でいろいろやってみて調べる以外方法がありません。何が効果的か知らないのに一発逆転目指して高い広告費を払おうとすることはハイリスクな選択です。

というわけで、これから広告始めるという段階では、何が最適なのかを探り当てるために何回試行できるかが大変重要なのです。繰り返しを前提とした予算措置と体制づくりが必要なのです。

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